大和財託の藤原です。

9月からスタートした第11期ですが、とても良いスタートダッシュが切れています。

東京本社の伸びがすさまじいのです。

関東圏に進出して着実に実績を積み上げてきたので、信用が信用を呼び良い話がたくさん入ってきます。

また、大阪本社で新たに始めた新規事業も計画通りのよい進捗が得られています。
うまくいけばこれを東京本社でも展開すればさらに成長は加速していく見込みです。

会社はとても良い状態で絶好調なのですが、私が認識している今の経営課題は、人財の確保です。
いくら私が良い経営戦略やビジネスプランを考えても、具現化するためには社員の協力が不可欠です。
私一人では何もできません。

会社が急成長する中では生産性を向上させつつも、やはりマンパワー不足になります。

全国展開を加速させるためには、現地採用するとはいえ、今から社員を採用し教育していく必要があります。
ただ、質の部分を妥協すると会社全体のレベルが落ちるので、譲れない基準は変えません。
採用担当者をさらに増員し、多方面のチャンネルを駆使して、よい人財に仲間になってもらえるよう対策を打っていきます。

企業が栄えるのも衰退するのもヒト（社員）次第というのは、いろんな会社を見て痛感するところです。
当社の理念や方針に共感いただける能力の高い社員を集め、社員が物心両面の幸せを感じられる会社になれば、顧客に良いサービスを提供することにつながり、取引先からも応援される企業になれると考えております。

とにかく、ヒトにこだわった経営をこれからもしてまいります。

さて、本題です。

今回は、

関東圏お住まいの方限定の融資商品

についてです。

当社が東京に進出して3年が経過しましたが、最近はいろいろなところでよい話をいただくことが多くなりました。
金融機関からの有利な資金調達の話、資本業務提携の話、ベンチャー企業への出資の話など、事業をスケールさせる内容ばかりです。

そんな中で、顧客向けの融資の話も多々いただくようになっております。

今回は関東圏にお住まいの方限定で受けられる融資をご紹介します。

この金融機関は銀行ではなくノンバンクの扱いになり、提携業者にならなければ対象物件に融資をつけてもらえない形となります。
当社は提携済みで、すでにいくつか実績も出ておりますので、一定のご属性の方には今後当社経由でご紹介が可能となります。

以下、概要となります。

・属性
└年収1,000万円以上
　※実感値としては年収1500万円以上のほうが取り組みやすい

・居住地
└　一都三県
　※住民票必須

・物件エリア
└　一都三県
└駅距離は不問で入居付けが可能かどうか

・物件種別
└新築、中古、どちらも可

・金利
└2％前後

・期間
└次のうち最も短い期間
　①35年、②84年から年齢を引いた年数、③55年から物件築年数を引いた年数（中古の場合）
　※規定上は上記のとおりであるが、実績ベースでは常に35年融資が出ている、属性次第。

・融資枠
└最大10億円（属性次第）
　※年収や金融資産、職業などにより、その人それぞれの融資枠が設定され、その中であればある程度柔軟性をもって融資を受けられる。企業のコミットメントラインに近い感覚
└既存借り入れ不問

・融資割合
└融資枠の範囲であれば物件金額全額の借り入れ（フルローン）はもちろん、諸費用も含めての借り入れ（オーバーローン）も可能

・その他
└ 一定金額の資産預入れが必要
└資産管理法人融資可

まとめると、金利は低くないけれど、フルローン・オーバーローンが可能なので自己資金を抑えたレバレッジ投資が可能となる融資商品となります。

金利2%、期間35年だとローン定数は3.98%となることから、総収益率がそれ以上ないと借り入れ部分からのキャッシュフローが出ないことになりますので、東京都心部のRC造というよりは、郊外のRC造や築古物件を購入するときに利用するイメージでよいと考えます。

2018年の融資厳格化から早4年が経過し、金融機関の融資姿勢が明らかに軟化・積極化しています。

過去との違いは、一定の属性を求められるという点ですが、チャンスは広がっているのは間違いないです。

融資はいつどうなるかわかりませんので、融資が出ているうちにチャンスをものにするべきだと思います。

大和財託株式会社
藤原　正明