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社長ブログ〜積小為大〜

コロナ禍2年目の賃貸繁忙期の動き

次世代不動産投資みんなで資産運用

大和財託の藤原です。

早いもので3月も中旬です。

少し前になりますが、当社は8月末決算のため、2月でちょうど上期を無事終えることができました。

世の中は相変わらずコロナコロナと言って騒ぎ、関東圏では緊急事態宣言も延長され、経営環境としてはポジティブな感じではありませんでしたが、当社は計画通りに事業を展開させることが出来ました。

既存事業の他、複数の新規事業をマネタイズ化することも出来、今後数年で大きく成長できる種をたくさん植えられています。

当社は顧客を不幸にする仕事は絶対しない、と私がトップ方針で決めているので、会社の売上・利益が大きくなり会社が成長することは、毎年当社と取引することで幸せになっている人が増えているという事に繋がります。

※会社の規模・利益を追求することは営利企業として当然のことですが、その事業・仕事がお客様や社会の役になっているかどうかは別次元の話で、会社が大きく成長していても顧客を不幸にしている会社はたくさんあります。資産運用領域・収益不動産領域ならより顕著です。

当社が日本を代表する企業になることで、資産運用・不動産投資領域において、パフォーマンス・仕事の質において業界スタンダードを作り上げていければと考えております。

一人でも多くの方に喜んで頂き、必要とされる会社を追求してまいります。

さて、本題です。

今年の賃貸繁忙期の動き

についてです。

コロナ禍2年目の賃貸繁忙期を迎えた今、現場でどのようなことが起こっているのか、賃貸管理会社として日々現場の最前線にいる我々の実体験を共有できればと思います。

結論を先に申し上げると、

コロナ前にほぼ戻った

ということになります。

当社内でのリーシングノウハウ蓄積と、営業担当者のレベルアップなどの要因も含めて、2月末時点での入居率は創業以来過去最高です。

入居率99.27%  (管理住戸3,185戸)

この入居率についてですが、管理会社によっては退去後1~2ヶ月程度は空室と見なさない等、独自の算出法で数字を出しているところがほとんどですが、当社は空室0日からすべて当然に空室とみなし入居率管理をしています。
そのうえでこの数字は驚異的だと自分のことながら思っています。

去年は新型コロナウイルスという未知の感染症に人類が直面し、我が国においても国中がパニックになり、緊急事態宣言発令により経済・人の動きが止まりました。

それは賃貸需要、引っ越し需要にも当然に影響があり、新たな空室が発生しにくくなった一方で、空室に新たな申し込みが入りにくい状況に陥りました。

例年であれば、2月から4月ぐらいまでが繁忙期で、5月以降9月くらいまでは閑散期となり賃貸の動きが鈍くなるのですが、去年は閑散期の期間に例年よりは動きがありました。

で、今年はという事になるのですが、現在も緊急事態宣言発令中ではありますが、当社においては賃貸の動きは非常に活発です。
退去も一定数どうしても発生しますが、空室にどんどん申し込みが入っています。

他の管理会社からの話やSNSでの賃貸の動きを聞いていると、コロナで来店者数が減っていて苦戦している、ということが度々耳に入ってきます。

当社としての経営方針は、コロナを言い訳にせず、思考停止せず、やれることを徹底的にやる、としていますので、こういう結果になっているというのはあるかもしれません。

冒頭で、「ほぼ戻った」と記載しましたが、まだ完全に復活していない入居者セグメントがいくつかあります。

一つが大企業の転勤による社宅ニーズ、もう一つが外国人留学生ニーズです。

大企業社宅ニーズについては、大企業ほど緊急事態宣言による自粛に従っている傾向が顕著で、これは転勤を伴う人事異動にも出ています。
3月7日に緊急事態宣言が無事終わればそこから一気に挽回する動きが出てくるかもしれませんが、現状は低調です。

外国人留学生ニーズについては、いわゆる第三波?前までは今春来日予定の留学生の方々が先に住居をおさえる目的で、物件を見ずに申し込みが増えてきておりましたが、再度の緊急事態宣言によりその動きが鈍くなりました。(全くゼロではない)
こちらについても緊急事態宣言が終わり外国人受け入れ・入国方針も緩和されれば盛り返してくると考えております。

このように昨年とは異なり、引っ越しは不要不急の用事ではなく、生活周期的に必要なイベントという認識がなされ、また社会の雰囲気もある種コロナ慣れしてきたことで、賃貸需要はほぼ戻っています

ただこれは、住居系に限った話で、いまだにテナントやオフィス、ホテルなど需要は厳しいのが現状です。

住居系収益不動産の安定感と、思考停止せずリーシング活動すればある意味入居付け・入居率的にはチャンスである、というのが私が正直感じている所です。

管理させて頂いている物件オーナーのため、物件をお待ちいただいているお客様のために、これからも高い入居率を実現してまいります。

本日は以上です。

大和財託株式会社
藤原 正明

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