社長ブログ〜積小為大〜
最寄り駅の乗降者数の確認は必要か? パート1
毎度お世話になります。
大和財託の藤原です。
先週の話ですが、会社で花見を行いました。
今年は屋形船を貸し切り、船からの夜桜となりました。
また、中途社員3名の歓迎会も合わせて行いました。
ぞくぞく人が集まってきています。
その他、4月誕生日の社員のお祝い、そしてサプライズなどなど、盛りだくさんのイベントでした。
当社は少数精鋭で事業を行っていますので、業務効率も当然重要になりますが、一番重視しているのは組織力になります。
組織力にもいろいろな要素がありますが、人間には感情がありますので、やはり社員メンバー同士の人間関係というのは大きな要素と思ってて、当社では仕事として定期的にこういったイベントを行っています。
今時飲みニケーション?といえば、時代錯誤と感じる方もおられるかもしれないですが、こういう時代だからこそ社内の交流が重要だと思っていますので、今後もこういったイベントは定期的に行っていく方針です。
経営とは人がすべてと考えておりますので、今後も社員のみんなと共に、企業理念の実現に向けて邁進してまいります。
さて、本題です。
本日は、「駅の乗降者数を調べることに意味あるのか?」についてです。
賃貸経営は人に住まいを提供することで、収入を得る事業ですので、物件が所在するエリアに人が多くいることは、当然に重要なことになります。
その考えに基づくからなのか、不動産投資で物件を選定するには、最寄り駅の乗降者数を調査することが大切と思われている方が多いように感じます。
事実、不動産投資本や物件選定方法の類の多くには、駅の乗降者数を調べましょうとの記述があります。
しかし私は、管理戸数2100戸、入居率98%の管理会社社長ですが、創業以来、管理物件の最寄り駅の乗降者数を調べたことは一度たりともありません。
意味のない行為だからです。
乗降者数が多ければ、空室に困らないのでしょうか。
駅の乗降者数が多くても、空室に困る物件は多数存在します。
例えば、関西圏でいえば、大阪市某区の私鉄ターミナル駅近くの某駅は乗降者数が5.5万人とまずまず多いのですが、このエリアは単身者向けの部屋の入居付けが関西屈指の厳しいエリアとなります。
20平米、3点UBで家賃が2万以下、広告料10万円(5ヶ月)以上と、並みの利回りでは賃貸経営が成り立ちません。
乗降者数が多いから投資エリアとしてO.K.というロジックは成り立たないということです。
では何を確認すれば良いのでしょうか。
次回解説いたします。
本日は以上となります。
大和財託株式会社
藤原 正明
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