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【リスト屋・ランナー】関西圏独特の不動産商習慣・事情4

毎度お世話になります。
大和財託の藤原です。

一般的に賃貸繁忙期といわれる3月も終盤に突入しました。
当社でもこの繁忙期に1室でも多く決めれるよう、社員一同リーシング活動に励んでおります。

私も先日久しぶりにリーシング活動(ヒアリング)を行ってきまして、現場を肌で感じてきました。

今年の傾向(関西圏)としては、ファミリーは例年通り動きが活況ですが、単身者向けは学生ニーズ以外の物件は、動きが低調です。

ただ、単身者層は4月以降も動きは継続するので、ゴールデンウイークまでが勝負となりそうです。

とはいえ、まずは3月中に1件でも多く入居付けできるよう、気合いでやってまいります。

その他、売買についても月末に3件決済、1件契約が入っておりおかげさまで忙しくさせてもらっています。

ブログの更新が遅れている言い訳?をさせていただいたところで、シリーズものの続きです。(今日は短め!)

関西圏独特の不動産商習慣・事情

④リスト屋、ランナー

これも業界の話になりますので、あまり投資・賃貸経営の参考にはならないと思いますが、業界の裏側を知ることは、無駄な時間を使わなくて済んだり、不利益を被ることにならないと考えています。

リスト屋とは、ありとあらゆる収益物件情報をかき集めて、同業に物件情報リストを配信する業者のことで、

ランナーとは、宅建業の免許を得ず不動産取引に絡んでくる方々の事です。
かっこよく言えば、コンサルタントと名乗ったり、人によってはブローカーともいいます。

どちらにも言えることですが、出現率は関西が多いと感じます。

(埼玉で修行していた時は、出現率ゼロでした)

これは関西圏不動産業界では「いっちょかみ」を良しとする文化があるからと思います。
横のつながりを非常に大切にする傾向があります。

仲介業者は手数料商売ですので、間に少しでも入れば手数料にありつけるわけです。

ちなみに当社のスタンスとしては、リスト屋・ランナーともにほぼ関わらないようにしております。

開業当時、物件情報を獲得すべく多くの情報源から物件を取り扱いましたが、お客様にご提案したものの、情報自体に信ぴょう性がなく、そして売主につながらない失敗があったからです。

ただし、敏腕ブローカーの方もいてまして、稀に良い情報を頂いたりします。

ただ、彼らには宅建業の免許がないため、仲介業者としての責任は全て当社となりますので、宅建業に定める調査および、不動産投資としての調査はしっかりと行います。

この数年、不動産投資ポータルサイトが整備され、収益物件をいつでも閲覧・検討できるようになりました。

しかし、全ての売り物件情報が表に出てはおらず、私の感覚では90%以上は表に出ていない物件と思います。

よって、優良な物件にあたる確率を高めるには、未公開物件情報を得ることが大切となります。

その時の注意点は、情報の出どころを把握することにつきます

当社には、そもそも売りに出されていない物件や、売主に無断で価格を変えたりしている物件も多く入ってきます。

「ババ」をつかまないためにも、信頼できる所からの紹介物件を検討するのが安全な取引が出来ると思いますし、ひいては不動産投資での失敗もなくなると考えております。

本日の題材は頭の片隅に置いていただければと思います。 

本日は以上となります。

大和財託株式会社
藤原 正明

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