社長ブログ〜積小為大〜
口コミサイトでの書き込み ~情報の真偽を見抜く力が必要~
毎度お世話になります。
大和財託の藤原です。
梅雨が明けましたね。
先日は当社の毎年恒例行事になっている、大阪夏の風物詩である天神祭り花火大会を社員の皆さんと鑑賞しました。
いよいよ夏本番です。
不動産業界的には、この時期は全体的に動きが鈍くなる傾向があります。
あと半月もすればお盆期間に入り、ますます動きが悪くなりがちなので、当社としては先手先手でリーシングや仕入れを行っていっています。
当社の経営の話をすれば、今期(第5期)は6月~8月までの3か月間という変則決算になり、来月はもう決算月ということで、中期経営計画通り物事が進んでいるか常に考え行動してまいります。
昨期(第4期)の決算も確定値がでて、おおむね速報値通りの決算となりました。
売上:20億円
経常利益:1.99億円
税引前純利益:2億円
当社の場合、固定資産としての減価償却費が1.2億円弱ありますので、実質的な利益は3億円以上あるということです。(昨期はこれをわずか20名足らずで達成できました)
これもひとえに、創業以来ぶれずに本当にお客様目線でビジネスを展開してきて、多くのお客様にご支持いただいたからだと思いますし、取引先の皆さんや日々頑張ってくれている社員のみんなのおかげだと思っています。
本当にありがとうございます。
前回のブログのとおり、新たな事業も展開しますますより多くのお客様に当社の資産運用コンサルティングおよび実際の運用を提供できる体制が整いつつまりますので、私自身とてもワクワクしております。(そのほかの新規事業も進めていますので、またそれは機が熟したらリリースいたします)
さて、本題です。
本日は不動産投資ネタでもなく、かつ当社内の出来事で一見ネガティブな内容となります。
ネット上での書き込みについて、私なりに考えを述べてみます。
「転職会議」というサイトをご存知でしょうか?
上場会社のリブセンンス社が提供する転職希望者向けの口コミサイトで、会社の内情を知るために利用されるものです。
現職の方、退職された一般の方々が、その会社での仕事についてとか、社内の雰囲気、福利厚生、年収などなど、いろんな情報が手に入ります。
私もサラリーマン時代に作成したアカウントを持っていますので、本サイトの中を先日覗いたのですが、当社の口コミにちょっとネガティブな書き込みが2件ありました。
おそらく①は元社員が書いたのでしょうね。。
(誰かはわかりませんが、当社は社員定着率が非常に高く、これまでに辞めた社員は数名しかいませんので、予測はつきますが。。)
確かに、私は愛国心が強いですし国旗も掲揚しています。
(でも、大企業などの会社でも国旗は掲揚しますよね)
これは、事業というのは最終的には国益のために行う、という思いが私にはあるからです。
お客様に幸せを提供する、取引先・社員の幸せを提供するイコール地域社会ひいては母国の国益のために仕事をするということでです。
地域社会や国を全く考えず、自分の利益だけを追求する会社に未来・発展は果たしてあるのかどうか甚だ疑問だと思うのですが。
自社の利益のみを追求するのではなく、当社のステークホルダーすべての方の利益のためにと思うと、お客様・取引先・社員の幸せ、最終的には地域社会、国のことを思わなければ良い仕事なぞできないと思うからです。
(髪型のことについては、髪型は長いよりは短めほうが清潔感があってええよ!という趣旨の話は常々していますね笑)
ベンチャーなのに会社制度や価値観が古いという指摘は、そもそもベンチャー=制度や価値観が新しい、ということではなく、ベンチャー=新技術・新サービスを開発し事業として発足させた企業、という意味なので日本語の理解が間違っています。(旧来の日本的経営はしているとは思います。)
②については、全くの事実無根です。
当社の場合、社員の退職時にもめたことはないため、もしかしたら元社員ではなく当社のことを良く思わない方の書き込みかもしれません。
退職金制度もありますし(確定拠出年金)、残業も抑制していますし、(現在の平均残業時間は職種によりますが35~45時間です)休日出勤などほぼありません。
年収も総合職新卒で450万円あります。(不動産業界では珍しい完全固定給です)
私としては、当社がお客様や社員などに不義理なこと、不誠実なことを行ったのであれば、こう書かれてもぐうの音も出ないのですが、真実でないことを書かれるのは、はっきり言って腹がたちます。
当社への入社を検討している方が、こういった書き込みを見て当社を辞退した場合、それは会社にとって大きくマイナスです。(そもそも優秀であれば、口コミサイトの性質を理解する可能性が高いですが)
当社はお客様とWIN-WINの関係を本当に構築していますので、当社の業績が落ちて会社が傾くとお客様にもご迷惑をかけてしまうことになります。
そして、取引先や社員なども不幸になってしまいます。
よって、今回の件は弁護士を通じて削除依頼及び発信者情報開示請求の手続きはさせていただきました。(ほんと不本意ですし、全く生産的でない話です)
もちろん、当社はこういった小さいことで業績が悪化することなどないのですが、常に様々なリスクを想定してリスク管理・対応をすることが、お客様・取引先・社員など当社にかかわるすべての方の幸せを実現するためには大切ことだと思います。
これからも、企業理念を追求し事業に取り組んでまいります。
実はこういう口コミサイトやホームページ、ブログ、あるいは書籍やセミナーの内容が本当に正しい情報かどうかを判断する力は、不動産投資・賃貸経営を行う上でも注意すべきことです。
今は不動産投資ブームということもあり、関連する情報が氾濫しています。
私はこの業界に身を置いている立場ですので、その情報が正しいかどうか、その発信者の意図がなんなのか、もっというと同業の仕事ぶりがよくわかります。わかるというより見えちゃうという感覚です。
全ての情報が正しいというわけではない、という前提で、不動産投資を行いたい方は情報に触れる必要があると思っています。
※これは不動産投資のみならず、今後のIT社会を賢く生き抜くうえでは必須の能力ではないかと思います。
今回はあえて当社に関するネガティブなことを紹介することで、不動産投資を行う上での情報の扱い方について、書かせていただきました。
本日は以上となります。
追伸:とはいえ、私は超ポジティブ人間ですので、当社もこういうことを書かれるくらい成長してきたんだとも思え、さらにますます燃えています。
大和財託株式会社
藤原 正明
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