社長ブログ〜積小為大〜
区分所有物件への投資は有効か?③
毎度お世話になります。
大和財託の藤原です。
昨日は久しぶりの休日でしたので、美容室へ散髪に行ってきました。
私はさいたま市与野駅近くのセプテンスという美容室に行っています。
2年前にさいたまに修行のため引っ越し、散髪をどこでするかなかなか気に入った店を見つけることができなかったのですが、修行先の武蔵コーポレーション 太田常務の紹介で先のお店に行きはじめました。
実際行くと、とても技術もあり気に入ってこれまでお世話になってきましたが、昨日で最後となりました。
浅野オーナーありがとうございました。
上記は美容室の話でしたが、仕事や不動産投資も同様で、分からないことは、紹介やよく知っている人に聞くことが、失敗しない秘訣と思います。
さて、本題です。
区分所有物件への投資について、メリットがあるものの、当社がご紹介しない理由の続きです。
前回までの記事
区分所有をご紹介しない理由
2.投資効率が悪い
区分所有は資産形成の観点から効率が悪いということです。(コスト、スピード、手間)
不動産取引を1回行うときの手間とコスト負担は小さくありません。
仮に、月に100万円の家賃収入を得ることを目標としている方がいらっしゃいます。
一部屋当たりの家賃を5万円として、区分所有で目標を達成しようとすると20回も取引しなければなりません。
取引のたびに、物件選定・買付提出・契約手続き・融資打診・融資承認・決済引き渡し等々手間がかかります。
一棟物の場合、10戸の物件を2回購入するだけで目標達成ができます。
もちろん、融資を使うという前提ですが、一棟物のほうが、スピードをもって、資産形成が図れます。
3.自由度が低い(権利関係の問題)
区分所有物件の権利は現在の区分所有法のもとでは、土地の共有持ち分と居室内専有部分の所有権となります。
エントランス、エレベーター、外壁、屋根、バルコニーなど専有部外はすべて共有となります。
不動産投資がほかの投資に比べ優れている点の中に、自身の創意工夫で収益性を高めらると以前ご紹介いたしました。
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区分所有の場合、管理組合がありますので、区分所有1オーナーの意思で、例えば外壁を競争力を高めるために、おしゃれに塗装したりできません。
あくまで部屋のなかだけの変更となりますので、自由度は低いと思います。
さらに、長期的見れば、区分所有は土地の権利が弱いため、長期的に見れば、資産性の面で弱いとも言えます。
一棟物は土地が残るため、万一建物が火災で無くなったとしても、土地が残るため資産性としても優れます。
(もちろん、田舎で広大地をもっても、資産性は高くないのですが)
以上のことが、当社が区分所有物件はご紹介せず、一棟物の物件のみを取り扱う理由です。
当社では、効率よく資産形成を図るには中古の一棟アパート・マンションへの投資が最適と結論づけております。
※ただし、お試しの目的での、区分所有への投資は否定するものではありません。
本日は以上となります。
大和財託株式会社
藤原 正明