令和6年を迎えて

明けましておめでとうございます。

令和6年が始まりましたが、年始早々に能登半島地震や飛行機事故が発生し今年は波乱の幕開けとなりました。

震災復興のために会社として出来ることは寄付くらいなので、今後の状況をみつつ実施してまいりたいと考えております。

仕事始めの1/4、毎年恒例となっている全社員での初詣に行ってまいりました。
東京は靖国神社、大阪は大阪護国神社、名古屋は愛知県護国神社です。

年始には私から社員に向けて年頭所感を示しました。
以下要約です。

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十干十二支で今年は甲辰（きのえたつ）です。
暦の意味するところは、

春になり草木の芽がその殻を破って頭を少し出して伸び始めようとするが、
まだ寒さが厳しくて、勢いよくその芽を伸ばすことができないのと同じように、
旧体制の殻を破って、（自然界と同じように）革新の動きが始まらなければならないのだが、
いろいろな抵抗や妨害があるため、その困難と闘う努力をしながら、慎重に伸びていく・歩みを進めていく

ということのようです。

これは今の当社の状況を言い表しているのではないかと感じています。

これまで順調に成長を続けてきた当社が、今後も成長を続けていくためには、様々な成長阻害要因を取り除き、着実な一歩を歩んでいかなければならない一年と位置付けています。
今年の年末には来年以降の圧倒的成長が確固たるものになっているでしょう。

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さて、今年の当社トピックスを以下に挙げます。
（オープンに出来るものに限ります）

1.新たな不動産領域への参入

2.東京本社の移転

3.福岡支店の開設

4.M＆A・CVC

1.新たな不動産領域への参入
昨年に祖業である収益不動産ではない事業として実需事業を本格スタートさせました。

実需物件とは新築戸建や中古区分分譲マンションを指します。

想定通り順調に事業として立ち上がり収益化に成功しています。
関西から始め、関東では今年の春ごろから販売が進んでいく計画なので本事業はますます伸びていくと思います。
そして今年、別の不動産事業をスタートさせます。
当社の既存事業ポートフォリオとは異なる種類のアセットの取り扱いとなります。
投資家の皆様により多様な不動産投資の選択肢を提供できるようになるのでご期待ください。

2.東京本社の移転
既にプレスリリース済みですが、9月に東京本社を現在の渋谷クロスタワーから道路向かいに出来る新築オフィスビル・渋谷アクシュに移転します。

現在の155坪から400坪への大幅増床となります。
東京・関東に参入して4年以上が経過しましたが、東京本社の伸長が著しい状況で移転後も数年で満席になるものと思います。
新しい拠点で関東圏の事業を加速させてまいります。

3.福岡支店の開設
年内に福岡・九州に進出します。

事務所候補もすでに確定済みです。
展開する事業はこれまでと同様に、不動産投資領域（1棟新築アパート・マンションの開発販売、1棟中古アパート・マンションの再生販売）、土地活用領域（1棟新築アパート・マンションの建築）、実需領域（新築戸建建売、中古区分マンション再生販売）のフルラインアップとなります。

地域特性はある程度研究済みで、福岡での戦い方、当社の強みを活かせる領域を伸ばしてまいります。
当社顧客により地域分散の不動産投資環境を提供できるようになります。

4.M＆A・CVC
昨年に引き続き当社事業とシナジーのある会社を当社グループに招き入れることで、全国展開および事業の多角化を加速していきます。候補はサプライチェーン関連を含みます。
加えてスタートアップ投資と協業も継続して行ってまいります。
すでに当社が出資し資本業務提携先のWeCapital社が展開する配当型クラウドファンディングサービス「ヤマワケ」がスタートしておりますし、成長可能性が高い会社に積極出資していく計画です。

以上がオープンに出来る一部のトピックスですが、今年は春から夏にかけてアッと驚くリリースを予定しておりますのでご期待いただければと思います。

当社の成長が顧客や取引先、社員の幸せにつながる会社を追及してまいりますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

大和財託株式会社
藤原　正明