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〜積小為大〜

創業10年目の決算を終えて

8月末をもって当社第11期が無事終わりました。
当社は過去に3か月の変則決算期がありましたので実質的には創業から10年目の決算となります。

外部へコミットしていた数字目標を超える大幅増収増益を達成することができました。

 

お取り引きいただいたお客様の皆様、
事業推進にご協力いただいている取引先の皆様、
顧客や取引先に付加価値を提供してくれている社員の皆様
のお陰です。

この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。

 

コロナ禍は今年の夏に入り収束しましたが、前期期初の段階ではまだ先行きが不明な状況であったこと、世界的なインフレに見舞われたこと、欧米との金利差による円安傾向が強まったことによる建築資材高騰など、経営的にはアゲインストの風が吹く状況ではありました。

 

前期は「チェンジ!」というテーマを掲げ、とにかく現状維持は衰退という考えのもと、祖業以外の事業にも積極展開していく1年と位置づけていました。
上手くいった事業と想定通り伸びなかった事業がありましたが、おおむね良い結果を残せたんじゃないかなと思います。

 

社員の皆さんには満額賞与に加え、別途特別賞与を支給することにしました。

金なしコネなし、大阪で一人で起業しましたが、創業10年で売上155億円・経常利益12.1億円・社員数130名と大きく成長することが出来ました。
次の10年も圧倒的成長を実現し日本を代表する企業になります。

そのために、昨年から優秀な外部プロフェッショナルの方々とさまざまな施策を講じてまいりました。
そして今回、新しい業態規定と、新しい成長戦略を策定しました。

 

期初である9月1日に全社員を集めてのイベント「大和財託BOOST CAMP FOR 2033」を行いました。
目的は新業態規定と新成長戦略を全社員にインストールし、これからの10年で圧倒的高みに駆け上がるためです。

社員からのアウトプットは期待値以上のものであり、よく理解されているなというのが率直な感想でした。
新業態規定・新成長戦略といっても、私が普段から社内外に発信していることを、より分かりやすく文章化・構造化したものなので、当然と言えば当然なのかもしれません。

会社規模が急拡大し社員数も急増していく状況下であっても、全社員に企業価値観・方針・戦略が共有されておれば
変わらず一枚岩で事業に邁進し計画以上の成長を実現できると確信しています。

 

今期のスローガンは

「REBUILD その手で会社を創り変えろ。」

です。

 

これまでの10年の延長では成長し続けることは出来ません。
この10年はオーナー社長である私のトップダウンで経営し様々な事業を生み出してきましたが、
これからの10年は私はもちろんのこと、社員も主導して会社を創っていく、というメッセージとなります。

 

今期の重点項目は以下の通りです。
以下の内容は現状の延長に見えるかもしれせんが、表に出せない水面下の取り組みが多々あるのです。

①非木造物件の開発・建築の加速
②東京本社へ経営資源集中を継続
③名古屋支店の拡充
④新規事業のマネタイズ化

詳細を説明します。

 

①非木造物件の開発・建築の加速
新たに着手することではありませんが、木造建築に比べRC造・鉄骨造の建築数が多くなく、結果競争力が木造より出せてないというのが課題としてありました。
(新築木造アパートに関しては圧倒的な競争力をもっています)
この数年かけて、特にRC造はノウハウを積み上げ実績を積み上げてきましたので、今期からその成果を出していくフェーズです。
自社設計・自社施工を強みに、都市部の高容積地の用地仕入れからの開発、土地オーナーの方の土地活用の事業を加速させていきます。

②東京本社へ経営資源集中を継続
前期で東京本社の売上・利益が大阪本社を上回りました。管理本部や賃貸管理事業の一部が大阪に集中しているので社員数と業績は単純比較できませんが、
東京本社40名強、大阪本社80名強でこの実績です。
そしてまだまだマーケットシェアは取れておりませんので今後の経営リソースを集中投下して伸ばしていく計画です。

③名古屋支店の拡充
今年の6月に名古屋支店を開設し事業を展開しておりますが、非常に手ごたえを感じております。
数年で大阪本社と同規模になると見込んでおり、より社員を採用配属し事業拡大を加速させていきます。
今年の秋口以降、名古屋圏の物件の紹介が開始されますのでご期待ください。

④新規事業のマネタイズ化
前期は2つの新しい事業を開始し無事 事業化に成功しています。
今期は新たに2つの事業を立ち上げました。どちらも広い意味で不動産事業で、既存事業のリソースを活かせる事業と、まったくの新領域の事業となります。
これらは当社の規模が大きくなってきたからこそ展開できる領域のもので、数年前から計画していたものです。
無事マネタイズしたらプレスリリースします。

 

当社が手掛ける事業はお客様を経済的にも精神的にも幸せにし、取引先を儲けさせ、社員の成長と物心両面の幸せを実現できるものと思っています。
当社がさらに大きく成長していくことはこの輪を広げられるということです。

 

ご期待に応えていけるよう社員一同力を合わせて事業・仕事に取り組んでまいります。

 

大和財託株式会社
藤原 正明

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