社長ブログ〜積小為大〜
ホームページリニューアルと当社事業展開の方向性
毎度お世話になります。
大和財託の藤原です。
お気づきの方も多いかと思いますが、先日当社のホームページを全面リニューアルいたしました。
また今回のリニューアルに際して、サービスサイト(お客様向け)とコーポレートサイト(取引先向け)の2つを作成しました。
これは今後の事業展開を踏まえての対応となります。
サービスサイト https://yamatozaitaku.com/cms/
コーポレートサイト https://yamatozaitaku.co.jp/
手前味噌ですが制作担当がかっこよく作ってくれたと思います。
当社が今後目指す方向性を形にできたと考えております。
今、社会を変えていっているのはテクノロジー企業です。
米国のGAFA+M(Google,Apple,Facebook,Amazon,Microsoft)や、中国のBAT(Baidu,Alibaba,Tencent)などがその最たる例です。
その影響力の大きさから既存産業や既存ルール・法律などと摩擦が起き始めていますが、テクノロジー企業が社会を大きく変え便利にしていく流れは今後ますます加速すると思います。
そしてそういったデジタル化の変化に対応できない企業は競争力を失い、社会に必要とされなくなります。
アマゾンエフェクトにより、既存の有店舗小売業が淘汰されていっているようにです。
一方で世界No.1の小売業である米国Walmartのように、既存事業の強みを生かしつつ、DX(デジタルトランスフォーメーション)を実現させ競争力を更に高めている企業もあります。
不動産領域、とりわけ日本国内においては、こういったテクノロジーが入りにくいという状況がありますが、徐々にデジタル化の流れは来ているなと感じています。
最近は不動産テック(Reテック、リアルエステートテックなども同じ)なる言葉も業界内では聞くようになりました。
現在の不動産テックと言われるのは大きく分けると以下のような内容となります。
(私のコメント付)
・不動産業務を手助けするもの
物件確認や内見予約、申込、入居審査をシステムやIoT、RPA等を活用し生産性を向上させるもの
→不動産テックというよりは、すでにあるシステムを不動産実務に落とし込んでサービス特化している感じです。
・不動産オーナー向けAPP(アプリ)
不動産経営の各種データ(送金明細、修繕履歴、返済管理など)や管理会社とのやり取りをするアプリ
→郵送やメールでの対応ではなくアプリ内で全て完結でき、アプリで賃貸経営状況が分かるので便利と言えば便利。
・価格査定(賃料、売買価格)
AIを活用して価格を査定するもの
→私見では世の不動産テック界隈でAI云々と言われているのは、データベースを活用している感じです。
金額なので数値データの処理をしているだけ。
ざっと分けるとこんな感じです。
価格査定については、米国の不動産は取引のデータベースが公的に蓄積され解放されていることもあり、データを活用してテクノロジーを入れやすいのですが、日本はレインズはあるもののデータ開放が限定的であること、そもそもレインズ登録外の取引が多数を占めることなどにより、データを活用してのサービス展開はしにくいという状況です。
とはいえ、一部事業者は独自で一部データを収集しデータ活用したサービスを展開しています。
当社についていえば、創業以来、資産運用領域に特化した事業を行ってきましたし、今後も大枠では変わりません。
しかしデジタル化の流れに乗らないわけにはいきません。ある意味チャンスととらえています。
よって、資産運用領域にテクノロジーを活用し、世に無いサービスを出していくことが当社の今後の方向性となります。
私の頭の中では、すでにサービスは出来上がっています。
色々調べていくと、監督省庁との交渉・調整が多数発生するため、私の頭にあるサービスの実現は年内一杯かもう少しかかりそうです。
(段階的にはサービスローンチしていきます)
当社の強みは、ちゃんと顧客が儲かる収益不動産を自社内ですべて開発・商品化できることであり、リアルに強みがあります。
そこに先のWalmartのようにDXしていけば、圧倒的競争力をもったサービスを世に出すことが出来、多くの方に喜んで頂けるものと考えております。
もちろん、日本の税制上、収益不動産を従来通り所有することは不動産税制を利用でき所得税・住民税・法人税の圧縮に非常に効果的であること、
かつ融資利用により資金効率を高めることが出来る有効な資産運用の方法であるため、今後も主力事業の一つとして行っていきます。
当社が目指す姿は、
資産運用プラットフォーマー
として、収益不動産を軸とした資産運用サービスをリアルとデジタルの両方で提供するオンリーワンカンパニーです。
富裕層の方(インカムリッチ、資産リッチ)、地主の方、会社員の方、事業法人に至るまで、全ての方々に最適な資産運用サービスを提供し、幸せを提供していきます。
資産運用プラットフォームで社会を変えていきます。
大和財託株式会社
藤原 正明
藤原個人のTwitterを始めました。
不動産関連のつぶやきをしていますので
ぜひフォローくださいませ。(相互フォロー歓迎)
@fujiwaramasaaki