社長ブログ〜積小為大〜
活躍できる人財
毎度お世話になります。
大和財託の藤原です。
今週、当社のメインバンクであるりそな銀行様を財務代理人および引受人として、第一回無担保社債100百万円を発行いたしました。
中小企業にとって私募債を発行することは一定の信用がないとできませんので、今回このようにりそな銀行様を引受人として発行できたことは創業社長としてとてもうれしく思います。
調達した資金は、今後の会社の成長のための投資に活用していく予定です。
当社は現在創業5年目となっていますが、創業以来業容が大きくなっています。
潤沢ではない資金で創業した1年目は資金調達もままならず、苦しい時期もありましたが、誠実で透明性のある経営を行うことで、少しずつではありますが信用がついてきたかなと感じます。
会社は最終的には広義での信用力が全てです。
対顧客面においてはサービスを受けていただけるかどうか、採用面ではこの会社で働きたいかどうか資金調達面ではちゃんと返してくれそうか、
全てにおいて信用力が大切です。
今後もより信用力を高めていけるよう、誠実な事業展開、透明性のある経営を行ってまいります。
本題です。
本日は不動産投資ネタではなく、現在新卒採用を行っている中で感じたことについて書きます。
「今後活躍できる人財」についてです。
特に新卒の方、若い方向けの内容です。
当社では通年で人財採用を行っております。
ちなみに当社で通年採用を行っているのは、よくベンチャー企業や不動産業などで見られるような離職が多くて通年採用しているのとは異なります。
当社ではほぼ離職がない状態であり、業容の拡大や新規事業の展開に伴い採用活動を行っている状況です。
(昨年は離職がありましたが、短期離職がほとんどで、元社員の方と当社とのミスマッチが原因です。今ではミスマッチが起きないようにフィルターも十分かかるようになりました。)
また、3年前から行っている新卒採用についても現在平成31年卒者向けに会社説明会やインターンを行っている状況です。
良い人財がいれば2~3名程度採用予定です。(いなかったら採用しません)
先の通り当社も徐々に信用力が増してきたこともあり、昨年くらいからは中途を中心に優秀な人財からの応募を多くいただくことが出来ております。
それは各分野の第一線で活躍してきたプロフェッショナル人財が、当社の企業理念に共感し、現在の安定した?立場を捨てて当社に入社してくれております。
一方で書類上優秀であっても、実際お会いしてみるとそうでもない方がいらっしゃるのも事実です。
従来の優秀とは、高偏差値の大学を出ているとか、有名企業出身者などになると思いますが、当社で重視しているのはそういった項目ではなく、専門性のある仕事で何ができるかという事になります。
そこには、出身大学や出身企業などは一切不問です。
これは当社に限ったことではなく、今後の流れになると感じています。
新卒であれば出身大学がどこかを見るのは、勉強で努力してきたかどうか(目標に向かって実行し成果を出せるか)を図る要素として重要かもしれませんが、中途に関しては全く無意味と感じています。
以前は決められたことを決められた通り正確に行う人財が重宝されたのでしょうが、現在そして今後はそういった仕事はAIやロボットに置き換わってしまいます。(メガバンクでのリストラ計画はその最たる例です)
その会社でしか通用しないガラパゴスなスキルではなく、世の中に必要とされるスキルを磨くことが今後必要とされると思います。
書類上優秀と思われる方であっても、ガラパゴスなスキルしか持ち合わせていない場合は当社ではお見送りという結果になっています。
組織に依存したスキルはあまり意味がありません。
簡単に言えば、社内での調整などをメインに立ち振る舞ってきた人間は今後淘汰されるという事です。
参考記事はこちら
そのことから、若い方はとにかく専門性を身に着けることに重きを置き、仕事選び、会社選びをしたほうが良いです。
その会社でしか通用しないスキルしか持っていない状態はとてもリスキーですし、今後仕事にあぶれてしまう可能性が高いわけです。
ちょうど、現在平成31年新卒者向けに会社説明会やインターンを行っており、学生の方と接する機会も多いのですが、いまだに昔ながらの価値観で就職先を検討している方が散見されたので、今回ベンチャー企業経営者の立場で活躍できる人財について書かせて頂きました。
※本ブログのメイン読者である方にとってはご関心の薄い内容かもしれません。
本日は以上となります。
大和財託株式会社
藤原 正明
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