不動産投資に関するご相談
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現在の収益不動産業界と当社の方針

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毎度お世話になります。
大和財託の藤原です。

師走の足音が聞こえてきました。

稼働日を考えると、今年は1ヶ月もないですが、年内いっぱいは最高に忙しい状態です。

仕事も採用から実務(売買中心)もそうですが、夜の会食や忘年会も多く、体調・体重の管理に注意を払い、今年を良い状態で締められるようとにかく頑張ります。

さて本日は、不動産投資ネタからは外れますが、「私が考える理想の会社像」についてです。

前回までシリーズで書いていた内容について、読者の方からいろいろとコメントをいただきました。

前回の記事はこちら

そのうえで感じたことと私の考えを書きます。
まずは読者コメントを2件ご紹介します。

1.同感です。
こんにちは!全く同感です。
情報は競合が少ないところへ、販路が少ないところへ自ら取りに行くのが収益不動産の基本だと思います。
(いや、全ての商売の基本かも・・・)この方は全く分かってませんね。( ´ ▽ ` )ノ

2.藤原社長様残念です
特殊な不動産業界において、消費者目線よりをする稀な経営者と思ってました。
不動産業界における特殊な商慣習はいずれ廃れると思います。
何故今まで消費者寄りでない業者が生き残ってたかと言うと、ほとんどの消費者は一生に一度か二度程度しか不動産を買わず、一般商慣習とはかけ離れてて違和感や不公平感を感じても次に活かす手立ても手段も無かったからです。
会社も大きくなってきて慢心してるんでしょうね。慢心は衰退の始まりです。
腐りきった不動産業界に風穴を開けてくれる稀有な若手経営者と思ってましたが残念です。
(情報やノウハウだけ得て実際は安いところで買おうとする消費者を擁護してるのではありませんよ。)

肯定的なご意見、否定的なご意見ともにありがとうございます。

1の肯定的なご意見については、私も同感で、未公開の仲介案件を確実にものにするには、自ら情報を取りに行く努力はするべきだと思います。

(当社も優良な物件情報を入手するために、多くのお金・時間、そしてヒトを投入しています)
これは当社に限らず不動産業界では一般的な認識です。(あとは人脈が大切ですが)

2の否定的なご意見については、まず、私に対し不動産業界において、消費者目線の経営する稀な方との評価をいただけていることに感謝いたします。

慢心しているとのご指摘については、他者評価でそう思われているという点は反省しなければならないと思いました。

ただし、もちろん慢心などしていません。

比較するのも恥ずかしいのですが、ファーストリテイリングの柳井さんとか、日本電産の永守さんなどの名だたる大社長からすると現在の当社の状況は慢心などする規模ではありません。

まだまだ通過点ですし、一地方の中小企業という意識ですので、これからも慢心することなく、圧倒的量と質で仕事をしていきます。(今でも創業期と同じくらい、誰よりも仕事しています)

私が言いたかったのは、この一、二年で不動産投資が一般的市民権を得たことに合わせて、不誠実な自社の利益のみを追う業者が増え、それにより一般消費財を購入する意識で安易に不動産投資を行う方が増えすぎ、今後数年内に自己破産する方が多数出る恐れがあることです。

「年収500万円から年収○○○○万円へ」
「自己資金ゼロから資産○億円を作る不動産投資」
「投資規模○億円達成!ハッピーリタイア」

こういった、簡単に不動産投資ができるという趣旨の広告や、内容の薄い雑誌の不動産投資特集などを見て、安易に不動産投資を行う方がかなり多いことを感じます

投資相談会には、某アパートローン融資、地方都市のS造物件、利回り9%以下、オーバーローン、投資総額2億円以上、2年間の家賃保証付き、のような投資をされている方が一定数いらっしゃいます。

正直、厳しいと伝えています。

このアパートローンの金融機関は一度融資をつけた物件に対しては、原則的に再度融資をつけませんので、売るに売れない状況となります。

(関西圏であればS造に積極的な信金があるのでまだ多少に救いはあるかもしれません)

(平成26年にこのやり方で取引された物件が現在サービサー案件(任売案件)として、当社に毎月入ってきます)

不動産投資というのは、そんなに簡単なものではないと思っています。

例えると、脱サラしてラーメン屋を開業するのとそんなに変わらないものだと思います。(ノウハウはフランチャイズ加盟で得るみたいな感じ)

不動産投資の場合は、賃貸経営は管理会社がいるため投資家(オーナー)は判断だけすれば良いのですが。

そう考えれば、不勉強のまま、そしてビジネスパートナーとなる不動産業者・管理会社の精査が甘いままビジネスを始めるのがいかに危ういかご理解頂けるのではないかと思います。

私は、きれいごと抜きで私自身や自社の利益のみを追求し、この商売を行ってはいません。

お客様に利益を提供したうえで、その対価として当社も利益を得るという商売の大原則に基づき経営しています。

そうでなければ、会社が社会に存在する価値がないでしょう。
顧客に利益を提供せず顧客を陥れる会社は、社会に不要で、淘汰されるべきです。

※その代わり、私自身は気持ちよく仕事をしたいため、お客様は選びます。属性の高い低いではなく、ビジネスパーソン、人として一般常識・良識のある方でないと私は取引しません。

当社はすべてのステークホルダーが幸せになれる会社を目指しています。

そのためにはもっと影響力を持つ会社になる必要がありますので、規模の拡大は目指します。

会社規模の拡大は目指しますが、散見される顧客を不幸にする売り方は絶対しない経営をしていきます。

そのためには収益構造をより強固なものにして、地元の物件調達ルートをより深耕してまいります。

こういった思いをずっと変えずに、当社の考えに賛同いただける方々とともに今後も経営してまいりますのでとうぞよろしくお願いします。

本日は以上となります。

次回は、実例の投資シミュレーションをシリーズで紹介します。

大和財託株式会社
藤原 正明

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