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社長ブログ〜積小為大〜

今後の国内収益不動産市況の見通し

2016.07.03

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毎度お世話になります。
大和財託の藤原です。

7月に入りました。
梅雨明けまでもう少しといったところでしょうか。

私は雪国である岩手県生まれの岩手県育ちですが、寒さがまったくだめで、夏の暑さが好きです。

数少ない趣味が旅行で、ほぼ暑い場所に行きます。
(当社社員も暑いのが好きで、毎回社員研修はビーチリゾート地となります。)

先週は社員たちと石垣島・宮古島に行き、チーム力の向上と英気を養ってきました。





通常業務にもどってきてから早速、良い物件情報を仕入れできたり、閑散期の時期にも関わらず空室をバシバシ決めてくれていますので、企画して良かったと思います。(社員の皆にはとても感謝しています。)

今後も組織力で仕事を進めていき、お客様に利益を提供できるよう経営してまいります。

さて、今世界をにぎわしているイギリスのEU離脱の件で、株式市場・為替の相場は混乱しているようです。

この流れを受けて、不動産価格も大幅に下がるのでは?という話がチラホラ聞こえてきたりもしています。

こういう論調の方々は、単純に先のリーマンショックになぞらえ感情論だけで考えているのだと思います。

私の見解としては、大きな影響はないと考えます。

当時と今では、状況が全く違います。

何か実損が出ているわけではなく、資金の逃避先として安全資産である円が買われ、それに伴い円高で影響の受ける輸出銘柄が売られているだけです。

事実、金融市場ではEU離脱前後で金利はむしろ下がっていますし、先日某銀行の役員の方と会談した際にも、市場には金が余っており融資を締めることは当面はありえないと断言されていました。

貸出先がないなかで、有担保の不動産向け融資は多くの市中金融機関が積極的です。
一部サラリーマン等向けのアパートローンは過去の出しすぎ感から絞る傾向はありますが。

もしかしたら、株式がこのまま停滞あるいは下落してくれば、不動産市場にも弱気のマインドが入り込み、価格が多少下がるシナリオは想定されますし、金融機関の財務基盤が目減りすることで融資姿勢が消極的になる可能性もなくはないとは思います。

しかし融資は閉まる気配はないため、大きく相場は崩れないのが私の見解です。

ただし、EU離脱は先が見えにくく、実際に離脱するには時間を要するため常に注視していく必要はあると考えております。

本日は以上となります。

大和財託株式会社
藤原 正明

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