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不動産投資でおさえるべきこと③【減価償却の捉え方】

毎度お世話になります。

大和財託の藤原です。

前回からの続きで、不動産投資をするうえでおさえておきたいポイントについてです。

本日は、「減価償却」です。


減価償却を上手に活用すると、税引き後キャッシュフローが最大化します

ではそもそも、減価償却とはなんでしょう。

教科書的な考え方としては、

1.減価償却資産は長期に使うものにつき、費用を一括計上せず、毎年減価償却費として少しずつ費用する
2.毎年減価償却費として経費化することで、過去の投資資金を回収している

といった感じでしょうか。

あまりピンとこない方もいらっしゃると思います。

不動産投資家としては、このような考え方ではなく、別のとらえ方をしたほうがイメージがわきやすいです。

 

私は減価償却を次のようにとらえています。

【私の財布からお金は出ていかないけれど、国や市区町村は、経費としてお金が出ていったものとみなしてくれるもの】

実務上も、お金は一円も支払っていないのに、確定申告(決算)で締めるときに、大きな金額を減価償却費として経費計上します。

※購入時に一括して支払っているだろうという教科書的な突っ込みはなしです。お金を残すために必要な考え方としての話です。

一括で支払ったといっても、不動産投資の場合、多くは借入をしており(つまり他人のお金)自分自身のお金はそれほど多くは払っていません。

不動産投資(不動産貸付業)では、様々な経費が掛かりますが、帳簿上の一番大きな経費は減価償却費でもあります。

減価償却を多くとることができれば、不動産所得を圧縮できるということです。

先の通り、減価償却費は実際にはお金は出ていきませんので、手残りキャッシュが増えるということです。

本日は以上となります。

次回に続きますが、本日お伝えしたかったことは、「減価償却費という実際にはお金の出ていかない経費(損金)を活用することで、合法的に手元にお金を残すことができます」ということです。

大和財託株式会社
藤原 正明

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