社長ブログ〜積小為大〜
損をして得をする?出口から見る不動産投資
毎度お世話になります。
大和財託の藤原です。
昨日は、仙台のオフィスビルの決済で日帰り出張をしてきました。
当社(ここでは武蔵コーポレーション)は、売主様側の仲介で、地元仙台の仲介業者様が買主様の仲介として入り、共同仲介という形で取引させていただきました。
売主様は5年前に物件購入され、今回売却となったわけですが、購入時の金額からは大分金額を下げて売却されました。
このように書くと、この売主様は損したのかと感じる方も多いと思います。
しかし、実際は利益が出ているのです。
お分かりになられますでしょうか。
答えは「返済が進み、借入残高が少なくなった結果、売却金額が購入金額より低くても、最終手残り金額は増えた」ということです。
分かりにくいので例を挙げてみます。
◆ケーススタディ
・購入時
購入金額:10,000万円 (自己資金1,000万、借入金9,000万)
数年保有の後、売却した
・売却時
売却金額:9,000万円 (借入残高7,000万)
一見すると 1,000万円 損しているように見えます。
しかしお金の流れを見ると、手残り金額は増えています。
売却金額9,000万 - 借入残高7,000万 = 手残金2000万円
この投資の場合、投下した自己資金は1,000万円でしたから、なんと現金が2倍に増えていることになります!
※上記の例は、単純モデルにつき、実際の手残り計算をする場合は、税引き後キャッシュローを見なければなりません。
今日のポイントは「運用中の返済のうち、元金返済分は貯金していることと同じ!」ということでした。
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本日は以上となります。
大和財託株式会社
藤原 正明