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社長ブログ〜積小為大〜

自責と他責と不動産投資

2014.03.25

毎度お世話になります。
大和財託の藤原です。

本日はシリーズものはお休みで、最近感じたことを書きたいと思います。

不動産投資には直接的には関係のない話題ですが、少しは関係もあると思いますので、以下に書いていきます。

それは、全ての事象は自分に責任・原因があり、自分の人生は自分で切り開く必要があるということについてです。

周りの人や環境のせいにしないということです。

最近あった出来事で、そのことを感じました。

当社では賃貸管理力をさらに向上させるため、来月4月から1名新たに人財を増強することにし、先日優秀で意欲にあふれる方に内定を出しました。

新たな社員は、私と同じ33歳で妻子ある方ですが、当社の掲げる企業理念・目標に賛同いただき、今回人生を賭け入社していただきます。

当社のようなまだ1期の決算すら迎えていないような会社に入社するということは、とても勇気のあることだと思います。

より不安なのは奥様・家族であったと思いますが、本人は自分のやりたいことを奥様に説得し、了解を取り付けたとのことです。

彼や今いる社員のためにも、今以上のサービスを顧客に提供し、会社が社会に必要とされる存在になり、ひいては社員と家族が幸せになれるよう、経営者としては全力で会社運営にあたっていこうと改めて決意しました。

実は一方で、上述の社員の前に、内定を出した方が2名いました。

その方々も、自分の意思でベンチャー企業で自分の力を発揮したいと当社に中途採用の応募をし、面接もしましたが、最終的には婚約者や家族など、周囲の反対で入社することはありませんでした。

当社のようなベンチャー企業には魅力がないのかもしれませんが、自分(日本男児)がやりたいと志したことを、周辺の意見だけで簡単に諦めることは私の価値観においてありえないです。

周辺環境で自分の人生を縛られるのはどうかと思います。

私が一見すると安定しているように見える大企業を辞めて起業すると決めた際は、妻や両親からは反対の声が挙がりましたが、自分の意思・生き方を説き、最終的には納得し応援してくれるようになりました。

世の中には、自責の生き方と他責の生き方の人がいます。

自分の身の回りに起こること・結果の責が、己に原因があるのか他人に原因があるのか、とらえ方が自責の人と他責の人では異なるわけです。

例えば経営者が他責だと最悪です。

「景気が悪いから売り上げが上がらない」と周辺が悪いといっているようではだめで、その状況下でどうすればよいか考え実行に移すのが自責の生き方と思います。

これらのことは、不動産投資を行うにしてもマインドとしてはとても大切なことだと考えています。

よくお聞きすることに、家族の同意が得られないので連帯保証人を求められない金融機関を使い、家族に内緒で投資をされている方もいれば、そもそも投資をできていない方もいらっしゃいます。

「家族の同意・協力が得られないから不動産投資を始められないんです」という他責の考え方ではなく、常日頃から家庭をどう築いていくのか、価値観をすり合わせたり、何度も説得し了解を得る行動をとることが必要ではないかと思います。

33歳の若造が偉そうなこと言ってしまいましたが、最近の人財採用の経験を通じで強く感じたことを今回ご紹介いたしました。

次回からシリーズものの続きを再開します。

本日は以上となります。

大和財託株式会社
藤原 正明

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