社長ブログ〜積小為大〜
年収3000万円という虚栄
毎度お世話になります。
大和財託の藤原です。
先日35歳になりました。
四捨五入すれば40代の仲間入りです♪
実際に35歳になって考えてみると、10代、20代の時もよりも今が自分人生史上、気力・体力ともに一番充実しています。
じょうぶに産んでくれた両親に感謝するとともに、これまで支えてくれた周りの方々に恩返しをするべく今後も突っ走って人生を生きていきます。
そんな中、社員が誕生日会を開いてくれました。
(肝心のケーキは撮り忘れのようです。。。)
イラスト入りオリジナルジョッキを頂きました♪
この年になって、家族以外に祝ってもらえる機会はあまりないため、同じ志の仲間に囲まれてうれしく思います。
会社が永続できるよう高い価値を出し続けるよう経営にあたってまいりますので、どうぞ宜しくお願いします。
さて、本題です。
「年収という曖昧な尺度」についてです。
先日新聞を見ていると、ある広告が目に飛び込んできました。
不動産投資関連の広告です。
年収●●●万円だったのが、不動産投資によって年収3000万円に!自己資金がまったくなかった私でも経済的安定を手に入れられました!
この種の広告は非常に多いなと感じます。
また、話は少し外れますが、テレビや雑誌などの内容が薄めの番組で会社代表者などのプロフィール紹介があると、「年商4億円の社長の私生活」として番組が作られたりしてますが、これも先ほどの広告と同種のモノになります。
これは、日本人の多くが給与所得者で、「年収=給与≒使えるお金」というイメージがあり、広告などで情報を発信する側は、なるべく良い印象を与えようという意図があるからです。
ここでいう年収とは売上のことで、その人にその金額がまるまる残ることを意味していません。
もちろん売上の大きさは一定の信用になるのは事実で、金融機関は売り上げ規模は企業評価で一つの指標にしてはいます。
しかし、例えば不適正会計が行われたある総合家電メーカーでは前期の売上が6兆円を超えますが、最終損益は400億円の赤字です。
企業会計上の収入と損金は実際のお金の出入りと一致しませんが、すごく大雑把にいえば、入ってくるお金が6兆円あったが、出ていくのが6兆400億円あったということです。
同様に、家賃という売上は多いものの、実際の手残りはマイナスで手出しがあるということも良くあります。
先の方の懐事情を計算してみましょう。
結論としては、不動産投資による手残りはわずか200万円位です。
少し長くなるため、次回細かくシミュレートしていきます。
本日は以上となります。
大和財託株式会社
藤原 正明
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