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社長ブログ〜積小為大〜

リブランディング

2024.06.07

既にプレスリリース済みですが、当社は2024年6月より企業リブランディングを実施し、約11年使用してきたコーポレートロゴマークを刷新しました。

併せて、当社が何屋かを定義する業態規定を新たに定め、また当社が創業時から実施してきた成長戦略を見える化・構造化しました。

今回のブログでは当社の企業リブランディングについての詳細や想いをずらずらと書きます。(長文です)

まず業態規定について。

私が金なしコネなしで大阪駅前第一ビル15坪にて当社を一人で創業したのが2013年7月(業務開始は8月)、当時32歳でした。

当社の業態規定(事業)を「収益不動産を活用した資産運用コンサルティング事業」としたのは、自分自身で実際に不動産投資をやって、この業界全体の顧客軽視の姿勢を目の当たりにしたこと、そしてコンサルティングから購入、融資、賃貸管理まで一気通貫でサポートしてくれる会社がなく、あったら便利だろうな、ニーズがあるだろうな、と考えたからです。
社会の動きを見て、資産運用ニーズはますます高まるだろうという時代の読みもありました。

創業当時から事業の根幹としているのが、「圧倒的顧客ファースト」という考えです。

我々が事業をするのは顧客に喜んでいただく仕事をするという大前提があります。
当社の事業領域でいえば顧客に経済的メリットを提供する、要は儲けさせるということ。

収益不動産業界においては、顧客を損させても自社が儲かればOK、という会社が大多数ですが、当社はその対極にある存在です。

起業時に決めたのは社会に必要とされる会社にすること、具体的には至極まっとうな仕事をして顧客に喜んでもらい、お金を稼ぎ発展することです。

大和財託で働く社員の方々が仕事でやっていることを家族に胸を張って語れるような事業をしていこうと決めました。
その大前提が圧倒的顧客ファーストという考えです。

それから10年が経過し、当社の事業は多岐にわたるようになりました。

事業領域が祖業の不動産投資や土地活用、賃貸管理に関連することだけではなく、例えば購入して住む住居としての新築戸建建売事業や中古分譲マンション買取リノベ再販事業、分譲マンションコンサルティング事業、新規事業としてホテル事業など。

こうなってくると、従来の業態規定では当社を言い表すことが困難になってきていました。

次の10年を見据えた時、事業ポートフォリオはさらに拡大することは明らかでもあったので、10周年を機に「我々は何屋なんだろうか、何を生業にしていくのだろうか」ということを自問することにしたのです。

リブランディングプロジェクトを立ち上げ、外部の知見も借りつつ約半年間議論を重ね、以下の結論に至りました。

当社大和財託は「資産価値共創業」です。

これは大和財託の業態・仕事を定義する概念であり、大和財託の存在意義でもあります。
自社だけが成長すればよいという考えは私たちにはありません。

当社はこれまでいくつもの業界の常識を覆してきました。

顧客軽視の収益不動産業界において顧客を必ず儲けさせるという、先ほどもお話しした「圧倒的顧客ファースト」を掲げ、実際に創業以来すべての顧客を儲けさせ喜ばせていること。

お金を支払う側でありながらも、取引先とは対等な立ち位置で敬意をもって取引することにこだわり、沢山の取引先応援者を得ることができていること。

不動産会社なのに建築機能を自社内に持っており、不動産業とも建設業とも言えない独自のスタンスで、不動産業と建設業を組み合わせて顧客を満足させる様々な商品サービスを提供してきたこと。

など、枚挙にいとまがありません。

顧客や取引先と共に成長しながら、資産価値を生み出すのが大和財託なのです。

収益不動産事業や実需事業は、資産価値共創業を体現するための手段です。
資産価値共創業という目的に向かって、収益不動産事業や実需事業という手段を次の10年でもっと磨いていきます。

そして、資産価値共創業を体現するために新たな事業(新たな手段)を次々と切り開いていきます。

今回のリブランディングにあたり当社のビジョンムービーを作成しましたのでご覧ください。
もともとは昨年7月に創立10周年記念パーティーで社員向けに作成したものでした。

次に成長戦略についてです。

キーワードは「潤環」です。
ビジョンムービーにも出てきたワードで、潤いをまわす、という意味を込めた大和財託オリジナルの造語です。

当社のこの10年の成長を支えてきた本質がこの「潤環」です。

圧倒的顧客ファーストを掲げ、顧客利益と自社利益を両立させること。
取引先との信頼を深め、継続的な協働を実現すること。
これらは私たちがすでにやっている、私たちならではのやり方です。

この大和財託独自の成長メカニズムの全容を構造化し、そして「潤環シナジー戦略」と名付けました。

顧客、取引先、自社という3者で、資産価値を共創しながら、3者で一緒に成長していく戦略です。

現在当社は社員数200名近くになっており、今後さらに急増することが確実です。

本戦略は、これから先、会社が大きくなっても大和財託ならではのやり方を社員全員で共有していけるように見える化したものです。
(ムービーやHPに載せているのは社外向けの簡素版で、社内向けはより詳細な戦略となっています。)

つづいてコーポレートロゴマークについてです。

上記の通り、新しい業態規定と戦略を定義し、これまでの不動産業・建設業という枠組みから脱却し、
これからの10年で圧倒的成長を実現し日本を代表する大企業になっていくために、慣れ親しんだロゴマークを捨てることにしました。

単一事業から複合多角事業の企業へ。
「風雲児」「透明性」「時流感」をまとい、大和財託ブランドを社会に浸透させるために。

出来上がったのがこちら。

意味は次の通りです。ロゴマークは実は透明な直方体なのです。

不動産・建築に限らず社会に対して様々な資産価値を、顧客や取引先や当社社員と共に作り上げていく、そのプロセスは透明性がりガラス張りで一切のごまかしがない、そういう想いを込めました。

最後にテレビCMについてです。

これまで当社のCMは全て私が出演していましたが(アパホテル作戦)、今回から私は身を引くことにしました。表現する世界観・メッセージをしっかり社会に伝えるために俳優の方に依頼しました。

出演者は芳村宗治郎さんです。透明感と雰囲気がとてもあり今回オファーを出させていただきました。

 ■出演者プロフィール
芳村宗治郎 (よしむらそうじろう)  
1998年2月1日生まれ 東京都出身 BLUE LABEL (ブルーレーベル)所属

出演作品:ドラマ『珈琲屋の人々』(14年)、ドラマ『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(14年)、ドラマ『She』(15年)、ドラマ『MARS~ただ、君を愛してる~』(15年)、映画『一週間フレンズ。』(17年)、映画『PARALLEL』(21年)、ドラマ『アンラッキーガール!』(21年)、ドラマ『美しい彼』(23年)、映画『法廷遊戯』(23年)など。また、24年7月スタートのドラマ『初恋不倫』にも出演予定。

人間が持つ二面性を表現しながら、不動産・建設業界の二面性につなげていき、最後は人間も業界も未来への希望を感じるために前を向いて変わっていく。そこには大和財託が並走し、大和財託が未来を変えていく、というメッセージになります。

ナレーションは次の通りになっています。

フェイクだらけの世界。ニュースに溺れる毎日。それでも“本当”を見つけたい。誰かに信じてもらいたい。明日に希望を感じたい。だったら・・・「僕」「僕たち」が変えるしかない。ともに変える。「自分だけが良けりゃいい」というこの生き方を。大和財託。

自分で言うのもなんですが、独自の世界観が出ていて、当社がこれから目指す変化が上手く表現されたCMになったと思っています。

当社公式ユーチューブにアップしていますし、隔日でテレビ東京系列モーニングサテライト(朝6~7時の間)で放送されていますので是非ご覧ください。

以上、2024年6月に実施した、当社大和財託の企業リブランディングについて、経緯や私の想いを書かせていただきました。

不動産業界・建設業界を変える、ではなく、新たな業界を顧客・取引先・社員と共に創りあげていく。

これからの大和財託にご期待ください。

大和財託株式会社
藤原 正明

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