社長ブログ〜積小為大〜
土地活用での物件引き渡し
毎度お世話になります。
大和財託の藤原です。
先週はお盆休みを頂いており、久しぶりに実家のある岩手に帰省しました。
岩手の大自然に癒されてきましたし、両親や親せき一族と会い、墓参りもおこなってきました。
先祖からパワーをもらいましたので、バリバリ仕事に励んでいきます。
当社は8月決算のため今期もあと一週間となりました。
業界的に逆風がふく状況下でしたが、当社は創業時から、富裕層中心へのコンサルティングに注力してきたこと、
特定の金融機関に依存しない仕組みを構築してきたこと、顧客への利益提供を第一にした仕入れ・商品開発をおこなってきたこと、
などにより影響は軽微であり、今期も創業以来連続の増収増益見込みとなっています。
この状況下はある意味、顧客も当社にもチャンスと思っています。
これから不動産投資、資産運用、土地活用などをしたい潜在顧客の方々にとっては、以前のような1棟モノで人生を狂わせてしまう販売をする業者が淘汰されたことで、業者選別は多少楽になったと思います。
サラリーマンの方は融資が出にくいため、新築・中古ワンルームマンション投資に行きがちですが、
ネットでググればこういった投資がどういった末路を迎えるのかは簡単にわかるので、多少のリテラシーを持っている方であれば、
業者選定でミスするリスクは少なくなったと感じています。
当社としても、サラリーマンの方への物件提供は限定されてしまいますが、
当社のメイン顧客層の方にとっては良い物件を購入できるチャンス到来となりますし、
市場を荒らす以前の1棟モノ三為業者がいないので良い物件を提供しやすくなっています。
来期は全国展開を加速させたり、新たなサービスローンチ、そして会社を次のステージに移すチャレンジの一年となります。
一人でも多くの方に、当社の収益不動産を活用した資産運用サービスを提供してまいります。
さて本題です。
本日はお知らせになります。
当社では昨年11月に特定建設業(建築)の許可を取得し、土地活用事業に参入しました。
その後複数の工事請負契約を頂いておりますが、この度最初の物件の引渡しが完了しました。
事前のプロモーションが功を成し、竣工前の満室を実現しております。
簡単に物件概要と経緯をご紹介します。
地主様:K様 (会社経営者)
【物件概要】
所在地:大阪府寝屋川市
土地面積:165.52㎡
建物面積:290.01㎡
構造:木造
間取り:1LDK
K様は1棟マンションの他、土地を相続されました。
土地は駐車場に利用されていたのですが、より有効な活用方法はないかということで模索されている中、当社にご相談頂きました。
当社の土地活用は、建築ありきではなく、土地診断によりその土地をどう活用すれば、土地所有者にとって一番ベネフィットがあるか十分検証して進めるのが特徴です。
K様としては、キャッシュフローをより増大させたい思いが強く、結果として当社としては新築賃貸住宅の建築を提案いたしました。
土地活用による賃貸住宅建築となれば、この市場で幅を利かせているのはアパートビルダーか大手ハウスメーカーです。
会社の規模では当社は足元にも及びませんが、安く建築できる組織上の仕組みと工夫があるので、
他社と競合もありましたが、資産運用のパフォーマンスという観点(つまり、利回りが圧倒的に高いということ)から当社にお任せいただきました。
入居者募集も、今まで当社で培ってきたリーシングノウハウにより、物件完成前に全住戸申し込みがあり、満室でのお引き渡しを実現しました。
賃貸経営はこれからが本番となりますので、全力でサポートさせていただき、K様の資産運用の利益最大化を実現してまいります。
以上がK様の事例紹介となります。
当社が土地活用事業に参入してからまだ半年足らずですが、かなりの引き合いを頂いております。
引き合いがある中で感じたのは、地主の方々と当社の従前の顧客層(不動産投資ニーズ層)は全く異なるということです。
それは、大手の安心感?に重きを置かれる方が一定割合でいるということです。
利回りの高い低いではなく、大手の安心感と長期間の家賃保証が判断の軸となっているようです。
ぶっちゃけて言えば、当社は大企業ではないので、やはりそういった志向性のある地主の方々の場合は、競合で負けてしまっています。
反対に、土地活用は不動産投資と考え、資産運用パフォーマンスに重きを置かれる地主の方々の場合は当社を選んでいただけています。
当社としては、今後会社規模を大きくしていきつつ、会社全体のコスト体質を今の少数精鋭を維持していけば、大手の安心感の点においても当社を選んでいただけるようにしていきます。
人口減少社会を迎え、今まで行われてきた賃貸住宅を作って、一括借り上げで家賃保証という土地活用の仕方はもう通用しません。
当社が提唱する、「土地活用にも資産運用の視点を」の考え方をより多くの方に知っていただければ、土地活用で失敗する方を無くすことが出来ると信じています。
そのためには、信用をより築いていかなければならず、その信用は結局のところ、会社が大きいであるとか、業歴が長いとか、
上場しているというのが誰からもわかりやすい要素となります。
土地活用領域においても、革命を起こしていくため、業容をより拡大してまいります。
本日は以上となります。
大和財託株式会社
藤原 正明
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