社長ブログ〜積小為大〜
分譲マンション管理の書籍を出版します
例年より遅い梅雨に入り、天候が晴れない日々が続いています。
年齢のせいなのか、筋肉が増えたからなのか、分かりませんが最近はとにかく暑いと感じており、オフィスでは私のデスク周辺のみエアコンの温度を下げてもらっています。(後者だと信じたい)
気持ちはまだ20代のつもりですが、今年で44歳になりやはり体力的な衰えの自覚があります。
より一層健康には気を遣おうと、従来の筋トレの他、これまでは毎日酒をたしなんできましたが最近では節酒をし始め、会食時以外は酒を飲まないことにしました。睡眠の質にこだわり7時間以上確保するようにもしています。
会社の業績は絶好調で今後の爆発的な成長を確信していますが、私が健康を害してしまえば成長に急ブレーキがかかりますので、健康の維持向上は経営上きわめて重要な事と考え取り組んでおります。
まずは2030年8月期に売上1,000億円・経常利益100億円、2040年に売上1兆円・経常利益1,000億円を必ず実現し当社に関わる人たちの環(わ)を拡大してまいります。
そして当社に関わる全ての人々に潤いを提供してまいりたいと考えております。
本題です。
本日6/28に新しい書籍を上梓しました。
タイトルは
「資産価値向上と円滑な運営を両立するマンション管理の成功法則」
です。
【書籍概要】
タイトル :資産価値向上と円滑な運営を両立するマンション管理の成功法則
著者 :藤原 正明
発行元 :株式会社クロスメディア・パブリッシング
発売元 :株式会社インプレス
発売日 :令和6年6月28日(金)
定価 :1,408円(税込)
第1章
なぜ、マンション管理がうまくいかないのか?
第2章
マンション管理に頻出するトラブル事例
第3章
管理会社を「最強のパートナー」にする!管理会社との付き合い方・9の成功法則
第4章
15年に一度の大イベントを乗り越える!大規模修繕・10の成功法則
第5章
円滑な運営管理が成功の基本!管理組合運営・7つの成功法則
第6章
「理想のマンション」を実現するために
私はこれまで過去6冊の本を書いてきましたが、すべて不動産投資・土地活用に関する内容でした。
今回初めての試みとして分譲マンション管理に関する書籍を出版することになりました。
なぜ出版する運びになったかと言えば、
・実は当社は4年前から分譲マンション管理事業をスタートしており一定の成果が出てきたこと
・本事業で日々分譲マンション管理組合の方々とコミュニケーションを取らせていただくなかで、当初の事業スタート時の想定以上に多様な問題を抱えている管理組合が多いという現状が見えてきたこと
これらの理由により、より多くの方々に分譲マンション管理運営に興味と課題感をもっていただき、その解決策を示して差し上げたいと思ったからです。
国土交通省の統計によると、日本全国で約8世帯に1世帯が分譲マンションに居給しているとのことです。とりわけ都市部においてはその傾向は顕著です。
意外に盲点になっているのが管理運営を所有者自身でやらなければならないという事実です。
分譲マンションを購入すれば、あとは管理会社が全て運営をやってくれると考える人がほとんどのようですが、法的にも、分譲マンションは区分所有建物になり区分化された一つの建物を2名以上の所有者で所有すると管理組合を組成する決まりとなっており、分譲マンション所有者全員が管理組合員となり管理運営を担っていくことになっています。
しかしながら、大多数の人は不動産管理の専門家ではありません。
そこで管理組合の管理運営をサポートする役割を担うのが分譲マンション管理会社となるわけですが、多くの管理組合を見てみるとほぼ丸投げの状態になっているのが現状です。
そうなると様々な問題が生じます。
・管理会社の言われるがまま各種修繕工事を行い修繕積立金が貯まらず15年おきにやってくる大規模修繕工事の費用が捻出できない
・そもそもの大規模修繕工事の費用が相場からかけ離れた高額になっていたり、管理会社によってはキックバックを受け取ったりしている
・各所有者に当事者意識が欠如し、管理組合における理事会役員のなり手がいない、結果輪番でやるものの人任せ・管理会社任せとなる
・そもそも責任が伴う理事会の理事長になりたがる人がいない、古いマンションでは住人の高齢化もありその傾向が顕著
等々。
これらの問題に対する解決の方法を本書に可能な限り理解しやすいよう簡素に落とし込みました。
分譲マンションにお住いのすべての方に読んでいただければ幸甚です。
大和財託株式会社
藤原 正明