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社長ブログ〜積小為大〜

パッケージ型アパートローンの拡充

2024.05.17

ゴールデンウイークは長期休みを取得できました。

初日に名探偵コナンの映画を観に行き、翌日から映画の舞台となった北海道・函館に視察旅行しました。
観光目的もありますし、実は当社では昨年からホテル事業を立ち上げ、現在事業化に向けて進めておりますので、宿泊施設の視察という目的もありました。
色々と学びも多く良い休暇となり、連休明けからバリバリ働いております。

当社の第12期(11年目)は計画通りに進捗しており、上方修正後の数字はほぼ達成すると思います。
前期あたりから経営の変数が多くなり、また長期化しているのもあり、当社では向こう2期先までの経営計画を高い精度をもって行うようになりました。

既存事業だけで来期・再来期のおおよその数字のめどはすでに立っており、毎期30%~50%の成長は出来ると思っています。
そして新規事業を複数走らせ、そのうちのいくつかが大きく花開いていけば、さらに成長にブーストがかかる見込みです。

当社の成長が、当社に関わる方々(顧客・取引先・社員)のさらなる幸せに結びつくと信じております。

中期経営計画で掲げている、2031年8月期に売上1,000億円超・経常利益100億円超の実現に向けて常に緊張感・危機感を持ち全力で経営にあたってまいります。

さて、本題です。

パッケージ型アパートローンの拡充

についてです。

日本の金融情勢はマイナス金利政策の解除以降、注視していかなければならない状況になっていますが、収益不動産向け融資の取り組みは金融機関によって対応が様々です。

融資姿勢に若干消極的になってきた金融機関は金融情勢というより、この半年ぐらいの間に複数発生した建設会社の倒産であったり、不正融資に起因するものです。当社で取引のある関東圏の地方銀行では審査が厳しくなっています。

一方で、こういう状況下でも融資に積極姿勢を示す金融機関も多数あります。
当社では令和6年度から新たに二つの金融機関と業務提携することになりました。

一つは以前から当社でも顧客に提供していたのですが、より関係強化ということで契約書締結による業務提携となりました。
もう一つは新規金融機関で当社としての実績はまだですが、融資条件や先方担当者のコメントから、当社においては融資が出ないということからこれまで顧客対象としてこなかった方々にも物件のご紹介ができるのではないかと期待しています。

どちらの金融機関も当社の物件でなければ利用できないものとなります。

それぞれの融資条件について、概要を以下に記します。

■金融機関A
【物件】
・構造    :不問
・築年数   :不問(新築~耐用年数オーバーも検討可)
・エリア   :一都三県、関西、中部など
・規模    :明確な基準はない

【条件】
・融資割合  :80%~95%程度
・金利    :1.6~1.8%、期間40年利用の場合は1.9%
・期間    :新築35年、上記の通り40年も可
           中古60ー築年数

【属性】
・年齢    :20歳~84歳完済
・個人/法人 :不問、事業会社での購入も可、個人の場合は団信必須
・年収    :1,000万円以上が目安
・金融資産  :3,000万円以上が目安
・居住地   :国内であれば不問
・既存借入  :基準はないが借入が多いと金融資産などが求められる
           1~2棟保有していると「投資経験あり」ということでプラスの
        評価

■金融機関B
【物件】
・構造    :不問
・築年数   :不問(新築~耐用年数オーバーも可)
・エリア   :全国(エリアごとに個別判断)
・規模    :2億円まで(1顧客に対しての融資上限が2億)

【条件】
・融資金額  :2億円まで
・融資割合  :保証会社の評価に準ずる
・金利    :2%弱くらい
・期間    :最大35年(耐用年数オーバーでも35年まで可能)

【属性】
・年齢    :84歳完済
・職業    :会社員や士業など
・年収    :700万円以上が目安
・金融資産  :特に基準無し
・居住地   :不問
・既存借入  :基準はないが影響あり

【その他】
・団信必須
・個人への融資のみ(資産管理法人も不可)


会社規模が拡大していくと、金融機関と多方面での協業が進んできていると感じます。
顧客に喜んでいただけるよう、今後も有利な融資条件を金融機関との協業によって勝ち取ってまいります。


大和財託株式会社
藤原 正明

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