不動産投資に関するご相談
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YAMATO REAL ESTATE INVESTMENTS

やまとの土地活用

事例A様

事例A様
(経営者)

年  齢
38歳
家族構成
独身
お住まい
大阪府
職  業
経営者
年  収
1,000万円
金融資産
2億円

■ 不動産投資の目的

事業承継により、機械関係の会社の2代目社長であるA様は、事業の業容は安定しているものの、今後大きく伸びる展望は描きにくいと考えており、長期的な経営に不安がありました。そこで、今持っている資産を使い不動産賃貸業に参入することで収益の多角化を図りたいと考えられました。

■ ⽬標

会社の安定経営と、A様自身の本業以外の収益確保による経済的安定の実現を目標とされました。

■ 物件購入の流れ

新築アパートや中古の鉄筋コンクリート造マンションなどを組み入れて、中長期的にキャッシュフローが出る物件をオーダーメイド型プロパーローンで購入。手持ちの現金を厚くしておきたいというご希望もあり、法人での節税も提案しました。

1棟目:新築木造物件Z-MAISON

物件概要 構造 木造
築年数 新築
減価償却期間 22年
物件金額 1億1,600万円(土地4,640万円、建物6,960万円)
購入諸費用 500万円(土地建物割合に応じて按分、土地4,840万円、建物7,260万円)
年間満室想定賃料 860万円(表面利回り7.41%)
NOI(営業純利益) 660万円(FCR5.45%)
資金計画 自己資金 1,100万円
借入金額 1億1,000万円( 地方銀行、金利0.8%、返済期間35年、元利均等返済)
元利返済額 360.4万円(ローン定数K3.28%)
税引前キャッシュフロー 税引前CF=NOI 660万円-元利返済額360.4万円=299.6万円
納税金額 納税金額=(NOI 660万円 - 支払利息 87万円 - 減価償却 334万円)×33%=約78.9万円
税引後キャッシュフロー 税引後CF=税引前CF299.6万円-税金78.9万円=220.7万円

2棟目:新築木造物件Z-MAISON

物件概要 構造 木造
築年数 新築
減価償却期間 22年
物件金額 1億2,000万円(土地4,800万円、建物7,200万円)
購入諸費用 500万円(土地建物割合に応じて按分、土地5,000万円、建物7,500万円)
年間満室想定賃料 920万円(表面利回り7.67%)
NOI(営業純利益) 700万円(FCR5.60%)
資金計画 自己資金 1,000万円
借入金額 1億1,500万円(地方銀行、金利0.875%、返済期間35年、元利均等返済)
元利返済額 381.6万円(ローン定数K3.32%)
税引前キャッシュフロー 税引前CF=NOI 700万円-元利返済額381.6万円=318.4万円
納税金額 納税金額=(NOI 700万円 - 支払利息 99.5万円 - 減価償却 345万円)×33%=約84.3万円
税引後キャッシュフロー 税引後CF=税引前CF318.4万円-税金84.3万円=234.1万円

3棟目:中古リノベーション物件Z-RENOVE

物件概要 構造 RC造
築年数 27年
減価償却期間 25年
物件金額 2億4,000万円( 土地4,500万円 建物1億500万円)
購入諸費用 900万円(土地建物割合に応じて按分、土地7,470万円、建物1億7,430万円)
年間満室想定賃料 1,950万円(表面利回り8.13%)
NOI(営業純利益) 1,460万円(FCR5.86%)
資金計画 自己資金 3,000万円
借入金額 2億1,900万円( 地方銀行、金利0.8%、返済期間27年、元利均等返済)
元利返済額 902.2万円(ローン定数K4.12%)
税引前キャッシュフロー 税引前CF=NOI1,460万円-元利返済額902.2万円=557.8万円
納税金額 納税金額=(NOI 1,460万円 - 支払利息 172.5万円 - 減価償却 697.2万円)×33%=約194.8万円
税引後キャッシュフロー 税引後CF=税引前CF557.8万円-税金194.8万円=363万円

4棟目:中古リノベーション物件Z-RENOVE

物件概要 構造 RC造
築年数 30年
減価償却期間 23年
物件金額 4億2,000万円(土地1億2,600万円、建物2億9,400万円)
購入諸費用 1,400万円( 土地建物割合に応じて按分、土地1億3,020万円、建物3億380万円)
年間満室想定賃料 3,500万円(表面利回り8.33%)
NOI(営業純利益) 2,600万円(FCR5.99%)
資金計画 自己資金 3,400万円
借入金額 4億円( 地方銀行、金利0.9%、返済期間25年、元利均等返済)
元利返済額 1,787.4万円(ローン定数K4.47%)
税引前キャッシュフロー 税引前CF= NOI 2,600万円-元利返済額1,787.4万円=812.6万円
納税金額 納税金額=(NOI 2,600万円 - 支払利息 354万円 - 減価償却 1,336.7万円)×33%=約300万円
税引後キャッシュフロー 税引後CF=税引前CF812.6万円-税金300万円=512.6万円
4棟合計
税引前CF 1,988.4万円
税引後CF 1,330.4万円

指標解説

  • NOI

    営業純利益。年間満室想定家賃から空室損失・運営費用・修繕費用を引いて算出する。物件の真の収益力を示す指標。

  • FCR

    総収益率。純営業収益(NOI)を総投資金額(物件価格・購入諸費用)で除算して求められる真の利回り。

  • ローン定数K

    その借入をするのに、年間どの程度キャッシュアウトしているか、負担の度合いを示す。金利と返済期間で定まる定数であり、年間元利返済額を総借入額で除算して求められる。

法人には現金2億円があり、経営実績も長く金融機関との取引実績もあったことから、融資を受けやすい状況でした。こうした強みを生かし、キャッシュフロー目的の物件を買いました。
A様は今後、業績を見ながら減価償却目的の物件を不動産ポートフォリオに入れ税金対策もしつつ、状況によっては売却で利益を出したり、減価償却期間が終了した物件は売却して、新たな物件に組み替えたりと、臨機応変に対応する計画です。「事業会社に安定的にキャッシュフローをもたらしてくれる仕組みを構築でき、経営の安定度が大きく向上しました。祖業も大切にしながら、一方で不動産賃貸業の拡大を推し進めることで次の代にも会社を承継できるようにしていきたいです。」と感謝の言葉もいただいています。

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