COLUMN
2019年11月22日(金)
《はじめに》
不動産投資は通常、大部分の資金を金融機関から融資を受けることで
購入資金を調達し、物件を購入することになりますので
不動産投資を検討する際に、資金計画を立てることは非常に重要になります。
また、最近では融資厳格化の流れの中で、
一定の「頭金」を求められるケースが多くなっています。
不動産投資をはじめるために必要な資金は、物件購入代金だけではありません。
別途、不動産登記費用や火災保険料、
各種税金などの購入諸費用が必要になり
通常は自己資金での捻出が必要です。
初めて不動産投資を検討されている方の中には
「自己資金」と「頭金」を混同されている方がいらっしゃいますので
今回は簡単に違いの説明をさせて頂ければと思います。
《頭金と自己資金の違いとは?》
【頭金とは】
物件価格に対して融資額を引いた額になり
建築費や購入代金に充当する金額になります。
融資額は、借り手の状況(年収や資産背景、職業など)と
購入物件(新築か中古か、立地や収益性など)、
経済状況(金利や政策など)を加味して決定されます。
フルローンと呼ばれるものは物件価格に対して満額の融資を得ることです。
頭金を入れないので、必要な資金は購入諸費用のみになります。
【自己資金とは】
自己資金とは、「頭金」に物件価格以外に掛かる購入諸費用などを足した額になり
物件購入時に融資以外で用意する必要のある金額になります。
購入諸費用は一般的に、仲介会社経由での購入の場合
購入物件価格の7~8%程度になります。
売主から直接購入の場合は4~5%程度になります。
購入諸費用の内訳として以下のものがあります。
【購入諸費用例】
・登録免許税
・不動産取得税
・不動産仲介手数料
・印紙税
・司法書士費用
・融資手数料
・仲介手数料
※詳しくは、過去に説明しておりますので、ご参考ください。
https://bit.ly/35o1ydi
物件購入総費用=融資額+自己資金(頭金+購入諸費用)
の関係になります。
《さいごに》
「自己資金」と「頭金」、
二つの言葉を混同されることが多いですが
両者は違うものとして認識をする必要があります。
物件の購入に際し、必要な自己資金を把握した上で投資判断を行う事になりますが
物件購入後にも、修繕や退去に伴う一定の費用が必要になることもあります。
自身のライフプランや投資目的に応じて、
自らの資産をどう活用して投資を行うのか、
慎重に判断するよう心がけましょう。
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