COLUMN
2019年4月5日(金)
<はじめに>
「夢のマイホーム」という言葉があるように、
日本人にとって「マイホーム購入」は
人生における目標の一つでした。
では、不動産投資を始めたいと思っている方が
不動産投資を始める前にマイホームを購入した場合、
どのような影響が出るのでしょうか。
<マイホーム購入を先に行うとどのような影響があるのか>
結論から言うと、
マイホームを先に購入すると、
収益物件の購入に影響が出ます。
その理由は以下となります。
理由1.融資で不利になる
マイホームを購入する際に
住宅ローンを利用した場合ですが、
金融機関からすれば、住宅ローンによる借入も
不動産投資による借入も同じ「借入」として見られます。
そのため、アパートローンなどの
融資枠に上限がある融資を利用する場合は、
住宅ローンによりその融資枠が減少します。
言い換えると、マイホームを先に購入すると、
投資用不動産の購入時に融資額が減ってしまいます。
理由2.マイホーム購入の際にも自己資金が必要となる
マイホーム購入時には、購入諸費用を
自己資金で出すことがほとんどです。
また諸費用以上に、頭金として
まとまったお金を入れる方もいらっしゃいます。
収益物件購入時に、融資を引く上で、
非常に大きなポイントとなるのが
「現金」をいかに保有しているかです。
見せられる現金が多ければ多いほど、
金融機関からの見え方も良くなります。
そのため手元の現金が少なくなれば、
融資審査上も不利となってしまいます。
以上をもって、
「マイホーム購入」は収益物件を購入するにあたり、
大きな影響があるとご認識頂いた方がよいです。
ただ、購入後、
残債が大きく減っているマイホームは、
「共同担保」として評価されますので、
有利な条件での融資が可能となる場合がございます。
<それでもマイホームの購入をしたい場合>
それでも「マイホーム購入」を実現したい場合、
賃貸併用住宅という選択肢もあります。
賃貸併用住宅は住宅という括りになりますので、
住宅ローンを受けることができ、
さらに長期低金利の住宅ローンを組むこともできます。
その場合、自宅スペースが51%以上であり、
賃貸スペースは49%以下という条件がついています。
ただ、賃貸併用住宅の場合、
手残りのキャッシュフローは限定的で、
資産形成には向いておりません。
<終わりに>
マイホーム購入が
必ずしも悪いわけではないですが、
ご自宅の借入があることで、
収益物件の購入ができなった方もいらっしゃいます。
マイホームへの想いを考慮した上で、
資産形成の目標や考えがお話できる業者に
ご相談頂くことをオススメいたします。
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