正しい『イールドギャップ』とは何ですか?②

投稿日:
更新日:
  • Facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • はてなブックマークでシェアする
  • LINEででシェアする

はじめに

不動産投資の判断指標のひとつである『イールドギャップ』。
この解釈を間違えて投資判断をおこなうと
想定通りのキャッシュフローが得られず
不動産投資を失敗することになってしまいます。

正しい『イールドギャップ』はどのように導き出せるのでしょうか??

必要な指標はこれ!

正しいイールドギャップを導き出すために必要な指標は
『ローン定数K』です。ローン定数Kの単位は%です。

これは金利と返済期間で決まる指標です。
総借入金額に対し、どの程度の割合で
元利返済しているのかを示します。

計算方法はこちらです。

ローン定数K=年間返済額÷総借入金額(残高) 【%】

総収益率FCRと、このローン定数Kの差が
正しいイールドギャップとなります。

イールドギャップYG=FCR-K

ローン定数Kの数式を見ると“年間返済額”とあり
融資期間の要素が入っていることがわかります。

同じ借入金利であっても、融資期間が長ければ
年間返済額は小さくなるので、
ローン定数Kも小さくなります。

ローン定数Kが小さくなれば、FCRとの差は大きくなります。

そのためイールドギャップを大きくとることができ
キャッシュフローが大きくなることにつながるのです。

イールドギャップを理解する場合このようなとらえ方をしましょう

「不動産投資は金融機関との共同事業である」

これはどのようなことでしょうか。
例えば、一般の事業であれば
共同事業者から「出資」という形式でお金を出してもらい
プロジェクトの利益分配は当然出資割合に応じておこないます。

一方、不動産投資では「融資」という形式で
金融期間からお金を出してもらっているので
利益分配方法は融資割合に応じてではなく
別のルールがあります。

その分け方を決めるのがイールドギャップなのです。

収益物件から発生する営業純利益(NOI)の
分配方法において、
借入から発生する部分のうちローン定数K%相当は
金融機関の編成にあてられ、
投資家は残りの部分であるイールドギャップYG%相当の
キャッシュフローを得る、となります。

次回は、実際にシミュレーションをおこない
イールドギャップの重要性を確認しましょう。

また適正な数値を理解しましょう!

大和財託の不動産投資コンサルティング

大和財託では、これから不動産投資を始めようとお考えの方向けに、様々なコンテンツを無料で提供し、一人でも多くの方に不動産投資により経済的に豊かになっていただくサポートをしています。

不動産投資に興味がある、これから不動産投資を始めたい、そんな方々の不動産投資を行う目的を明確にするお手伝いを無料でさせていただきます。

お客様のご要望やご状況、お悩みに合った、最適な不動産投資プランをご提案いたしますので、ぜひお気軽に当社の「プライベート相談」をご利用ください。

東京、大阪会場に加えて、オンラインでも面談を行っておりますので、全国から参加いただけます。

これから不動産投資を始める方に最適!大和財託の不動産投資セミナー

大和財託では、不動産投資で失敗しない為の原理原則やノウハウ、過去の事例を一人でも多くの方にお伝えしたいと思い、東京、大阪、オンラインにて無料で不動産投資セミナーを開催しております。

セミナー後の強引な営業は一切ございません。

プライベート相談はまだちょっと早いかも…という方、これから不動産投資を始める方、これから不動産投資のゴールを考えたい方も当社のコンサルタントがサポートいたしますので、ぜひお気軽にお申込みください。

おすすめ記事

関連記事

お問い合わせ contact

経験豊富なプロのコンサルタントが
資産運用、税金対策、不動産投資ローン、老後資金、相続対策など、
皆様の様々なご相談を承ります。