頭金と自己資金の違いって何ですか?

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不動産投資は通常、大部分の資金を金融機関から融資を受けることで、購入資金を調達し、物件を購入することになりますので、不動産投資を検討する際に、資金計画を立てることは非常に重要になります。
また、最近では融資厳格化の流れの中で、一定の「頭金」を求められるケースが多くなっています。

不動産投資をはじめるために必要な資金は、物件購入代金だけではありません。別途、不動産登記費用や火災保険料、各種税金などの購入諸費用が必要になり、通常は自己資金での捻出が必要です。

初めて不動産投資を検討されている方の中には、「自己資金」と「頭金」を混同されている方がいらっしゃいますので、今回は簡単に違いの説明をさせて頂ければと思います。

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頭金と自己資金の違いとは?

頭金とは

物件価格に対して融資額を引いた額になり、建築費や購入代金に充当する金額になります。

融資額は、借り手の状況(年収や資産背景、職業など)と、購入物件(新築か中古か、立地や収益性など)、経済状況(金利や政策など)を加味して決定されます。

フルローンと呼ばれるものは物件価格に対して満額の融資を得ることです。
頭金を入れないので、必要な資金は購入諸費用のみになります。

自己資金とは

自己資金とは、「頭金」に物件価格以外に掛かる購入諸費用などを足した額になり
物件購入時に融資以外で用意する必要のある金額になります。

購入諸費用は一般的に、仲介会社経由での購入の場合、購入物件価格の7~8%程度になります。
売主から直接購入の場合は4~5%程度になります。

購入諸費用の内訳として以下のものがあります。

購入諸費用例

  • 登録免許税
  • 不動産取得税
  • 不動産仲介手数料
  • 印紙税
  • 司法書士費用
  • 融資手数料
  • 仲介手数料

※詳しくは、過去に説明しておりますので、ご参考ください。
記事はこちら

物件購入総費用=融資額+自己資金(頭金+購入諸費用)
の関係になります。

さいごに

「自己資金」と「頭金」、二つの言葉を混同されることが多いですが、両者は違うものとして認識をする必要があります。
物件の購入に際し、必要な自己資金を把握した上で投資判断を行う事になりますが、物件購入後にも、修繕や退去に伴う一定の費用が必要になることもあります。

自身のライフプランや投資目的に応じて、自らの資産をどう活用して投資を行うのか、慎重に判断するよう心がけましょう。

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監修者

藤原 正明/大和財託株式会社 代表取締役CEO

昭和55年生、岩手県出身、岩手大学工学部卒。
三井不動産レジデンシャル株式会社で分譲マンション開発に携わり、その後不動産会社で収益不動産の売買・管理の実務経験を積む。
2013年に大和財託株式会社を設立。収益不動産を活用した資産運用コンサルティング事業を関東・関西で展開。
中小企業経営者、土地オーナー、開業医・勤務医、高年収会社員などに対して多様な資産運用サービスを提供している。
自社設計施工により高品質ローコストを実現している新築1棟アパート・マンション、中古物件のリスクを排除した中古1棟リノベーション物件、デジタルテクノロジーを活用した不動産小口化・証券化商品、利益最大化を実現する賃貸管理サービスなどを、顧客のニーズに合わせて組み合わせて提案できることが強みである。
資産運用領域で日本No.1の会社を目指し日々経営にあたっている。

マッスル社長としてYouTubeでも活躍中。
書籍「収益性と節税を最大化させる不動産投資の成功法則」や「収益性と相続税対策を両立する土地活用の成功法則」を発売中。

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