元利均等返済と元金均等返済ってどっちが良いの?

《はじめに》
 
不動産投資は通常、購入資金の大部分を
金融機関から融資を受けることで
調達し、物件を購入することになります。
 
融資の返済方法として
「元利均等返済」「元金均等返済」を選ぶ必要があります。
一度決めると途中で変更することは出来ませんので
初期の選択は重要です。
 
2つの返済方法の違いや
メリット・デメリットを
解説していきます。
 
 
《2つの返済方法の違いとは?》
 
違いを簡単に説明すると以下になります。
 
■元利均等返済
返済期間中の毎月の返済額を均等に返済する返済方法になります。
返済初期は返済金額に対し利息の占める割合が多くなります。
そのため、元金の返済が遅くなることで、
利息の負担が増え、総返済額は元金均等返済より多くなります。
毎月の返済額が一定なので返済計画が立てやすく
保有期間中の初期のキャッシュフローを作りやすいことが特徴です。
  
◆元利均等返済のイメージ


 
 
【メリット】
・返済計画が立てやすい
・返済初期のキャッシュフローが元金均等返済より多くなる
 
【デメリット】
・総返済額は元金均等返済よりも多くなる
 
 
■元金均等返済
返済期間中の返済する元金を毎月一定にする返済方法です。
当初の毎月の返済額は元利均等返済より多くなりますが
元金の返済は元利均等返済より早く進みます。
そのため、元利均等返済と比べると、総返済額が少なくなるのも特徴です。
 
◆元金均等返済のイメージ

 
 
【メリット】
・総返済額が抑えられる
・元金の返済が早い
・売却価格に余裕ができる
 
【デメリット】
・返済初期の毎月の返済額が多くなる。
 
 
《元利均等返済と元金均等返済はどちらが良いのか?》
 
【元利均等返済をお勧めする方】
・保有期間中のキャッシュフローを重視する方
・不動産投資を拡大していきたい方
 
物件の運用に掛かる突発的な費用も対応できるように
保有期間中のキャッシュフローが出やすい状況をつくることは非常に重要です。
物件からのキャッシュフローを貯めて投資を拡大していくことを考えた場合
元利均等返済をお勧めします。
 
【元金均等返済をお勧めする方】
・売却時のキャッシュフローを重視する方
・収入や資産に余裕がある方
 
元金の返済比率が元利均等返済に比べ早いことと
総返済額も少なくなくて済むメリットもありますが
保有期間中の初期の返済額が
元利均等返済に比べ多くなってしまうので
キャッシュフロー自体は少なくなってしまいます。
返済以外にも掛かる費用もありますので
資産に余裕がある方は検討を頂いても良いでしょう。
 
 
《さいごに》
 
元利均等返済と元金均等返済は、
毎月の返済額や返済総額には大きな差があります。
途中で変更することが出来ないため、
メリット・デメリットを正しく理解し、適切な選択が必要です。
返済方法を決める際には、
これらの違いについてよく把握したうえで、
ご自身に合う返済方法を判断が出来るようにしましょう。
 
保有期間中のキャッシュフローと投資規模の拡大の観点から、
当社としては基本的に、
『元利均等返済』をオススメしています。